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≪第27回ひがしくるめ まろにえらーにんぐ情報≫ 「防災」と「減災」
2023年7月21日
連日30度を超える猛暑の日々が続いていますね。一方で梅雨前線や低気圧の影響で記録的な大雨が発生している地域もあり、大自然の脅威を身に染みて感じることが多い今日この頃かと思います。今回の「ひがしくるめ まろにえらーにんぐ情報」では、地震や水害といった自然災害に対する「防災」と「減災」の違いをテーマとして取り上げます。 「防災」は頻繁に聞くと思いますが、最近は「減災」という言葉もよく聞くようになりましたね。「防災」と「減災」。この違いは何でしょうか。防災は、地震や水害といった自然災害による被害をできるだけ「ゼロ」に近づけるため、あらかじめ想定した被害に対するさまざまな取り組みを行ないます。 字のごとく、災害を「防ぐ」という考え方です。一方減災とは、「災害、または災害による被害は生じるもの」という考えを前提とし、その被害を最小限に抑えるために備える事前対策です。 東日本大震災等の経験から、被害想定を超越した大災害が発生した場合、防災による備えが機能しなくなる、または十分でないという問題に直面し、被害を完全に防ぐことは不可能であることが明白になりました。また、自然災害を完全に予測することは、現代の科学技術では困難を極めます。 東日本大震災以降は、これまでの防災意識や取り組みの問題点を補うため、より合理的で現実的な減災が重要視されるようになりました。 (参考:ALSOCホームページより)***7月23日(日)に当センターで開催する「東日本大震災復興支援チャリティイベント まろにえ祭り2023」https://www.higashikurume-lll.jp/cgi-bin/event.cgi?MODE=DETAIL&REC_NO=351今年のテーマは「減災 避けられない災害に備える」。東日本大震災から12年経ち、今後も予想されている災害に備え、自身で備えられることは何かを考えるきかっけとなれば幸いです。東日本大震災被災地復興支援チャリティイベント まろにえ祭り 【日時】 2023年7月23日(日) 10:00†15:00 ※パフォーマンスのみ†15:30【会場】 東久留米市立生涯学習センター (まろにえホール) 減災は、自分自身の身は自分で守る「自助」地域や身近にいる人同士が助け合う「共助」行政による「公助」の三要素が効果的に組み合わせられることによって効果を挙げることができます。まろにえ祭り当日、出店・出演者には「自助」「共助」の観点から、ご自身の「減災」のための取り組みをご提示いただきます。 まろにえの樹を大樹に育てよう! 一般来館者は各ブースで提示されている「自助」「共助」の取り組みを参考にして、「減災のためにやっている(やりたい)こと」を葉っぱ(付箋)に書いて貼り、 『まろにえの樹』として樹を茂らせていきます。 【まろにえの樹 概要】 開催期間:2023年7月23日(日)10時から15時 展示場所:1Fロビー その他企画が盛りだくさんです!パンフレットが出来上がりましたのでどうぞご覧くださいませ下記センターHPよりPDFでご覧いただけます。1ページ目:https://www.higashikurume-lll.jp/cgi-bin/news.cgi?MODE=DETAIL&REC_NO=6182ページ目:https://www.higashikurume-lll.jp/cgi-bin/news.cgi?MODE=DETAIL&REC_NO=6193ページ目:https://www.higashikurume-lll.jp/cgi-bin/news.cgi?MODE=DETAIL&REC_NO=620みなさまのご来場をお待ちしています。***今年は、東日本大震災から干支ひと回りの12年、関東大震災から 100 年という節目の年でもあります。震災での貴重な経験や教訓を広く共有することで、防災意識を高め、いつ起こるともしれない首都直下地震等の対応にも備えられればと思います。 ぜひこの機会に一度立ち止まって「自分のできること」を考えてみませんか?【追記】宮城県 東松島市教育委員会 東松山市図書館ICT地域の絆プロジェクト様 https://www.lib-city-hm.jp/lib/2012ict/shinsai2012.html より展示許諾を頂き貴重な写真資料を展示させていただけることになりました。こちらもどうぞご覧いただけますと幸いです。